仕事帰りの駅のホーム上
金曜の夜は週末モードの人で溢れかえっていた
私は同僚と他愛もない話をしながら帰りの電車を待つ
暑いし早く電車来ないかなーなんて思っていたら
背後から
「ガタガタッ」
何かが落ちる音・・・
振り返ると
鞄から色々なものが落ちてくる
???
落ちたのはノート?リップ?
けれども、直ぐに拾う様子もない
そして様子がおかしい・・・?
落としたのは女の子??
違和感を感じつつも
そのまま放っておけない
慌てて拾って手渡そうと
彼女の顔を見ると・・・・・
黒髪ロングの20代前半位の女性
崩れる様にしゃがみこんだかと思うと
まさかの大量リバース(泣)
私達、突然の出来事に軽くパニック・・・!!
「電車の中で隣に座っていたんですけど、ずっと気持ち悪そうだったんです」
こちらもまた20代前半位の女性
知り合いではなく、どうやら電車内で隣に座っていた具合の悪そうな彼女を心配し一緒に降りてきたらしい
「え?!大丈夫ですか?!」
ホーム上に居合わせた私達と、一緒に降りてきてくれた彼女
そして、近くを通りかかった数名の優しき人達
それぞれが鞄からティッシュ探したり
手持ちの水撒いたり
汚れた鞄を拭いたり
駅員さん呼びに行ったり
お水を買いに走ったり
具合の悪い女の子に声がけしたり
やれるだけの事しなくちゃ!!と頭では理解しつつも
右往左往
こういう時に限ってーーーーー
鞄の中をどれだけ漁っても
小さなウェットティッシュ数枚しか出てこない
各自持っていたティッシュをかき集めても全然足りなかった
「顔色悪いけど、大丈夫?!」
私達の問いかけに
聞こえるか聞こえない声で
「はい」と頷く顔面蒼白の女の子
服も鞄も汚れて洗ってあげたいけど
近くに水道が、なーーーーーい
「トイレに連れていってあげた方がいいかな?」
なんてバタバタしていたら
無事、駅員さん登場・・・!!
「救助ありがとうございました!」の声に
ほっとする
テキパキと粉を撒いて直ぐにホームの清掃もしてくれた
これで一安心
リバースしちゃった子が若い女の子だったせいか
その場に居合わせた人達の団結がすごかったなーーーー
こういう時の咄嗟の行動って本当に難しい
でも、一緒に救助に行動してくれる人達がいるって
やっぱり人間の優しさってあったかいなーなんて話ながら帰路についた私達でした

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